◎20歳エレンシリーズ 新↓
わたしの上司を紹介します
その人との出会い。悪魔はそれはそれは楽しそうに笑った。
わたしの上司を紹介します2
とある1か月の記録。
わたしの上司を紹介します3
彼は化け物だ。そんなことわかっていたのに。
不器用を愛して
この手で触れてみたかった。
窒息しそうな想いを、だからきみにあげる
誰も優しくしないで。惨めになるだけだから。
教育とは名ばかりの
謝ったって、許してくれないくせに。
教育とは名ばかりの2*
でも、いい子って、なんなのか、わかんない。
ぜんぶこぼれておちたなら1
難しいことを考えるのには、とても体力が要るのだ。
ぜんぶこぼれておちたなら2
捨ててもいいよ、もういらないのなら。
ぜんぶこぼれておちたなら3*
誰が死のうと、それは何も変わりない一部だ。
首輪をつけてあげる
無知なわたしばかりが割を食う。
涙をながす理由をちょうだい
それを優しく拭ってくれたのは、誰だっけ。
夢見てる暇なんてないから夢に生きる
覚めてしまわないでと願うのは滑稽なことだろう。
悪魔の吐息はほろにがい
優しくして、今日だけでいいから。
深夜深海の果てに*
じょうずになれば、ほめてもらえると思ったんだ。
太陽の巡視*
聞いてみたい。逃げてもいいのかと。
ラピスラズリの砂糖漬け
甘ったるくて、それは不思議なものだった。
煙に巻かれてとけあって
正解がどれかだなんて知らなくていい。
星の瞬く夜でした
いつか星になれるときが来ますか。
朧夜の絆に総てを繋がれるなら
わたしは思い出す。いつ何時も。
糸を引いた先がたとえ信じられなくとも
永遠に知らないままでいい。知らないでいて。
欲望のままに齧らせて*
怖い人はあなただけだったはずでしょう。
浅いところで死んだふり*
わたしはきっと、ずっと泣いていた。
わたしの願いがとけだす前に
心は、強くなれない。痛くなくても、苦しい。
息をするように愛おしむこと
どうか許してほしい、愚かなわたしを、どうか
生まれ変わったのは世界の方 *
怖がるなと言った、その人の瞳が揺れていて